「ローマの休日」から「オーメン」までグレゴリー・ペックの世界

白昼の決闘 (1946) : Duel in the Sun

「ジェニーの肖像」などの製作者デイヴィッド・O・セルズニックが、第2の「風と共に去りぬ」を狙う作品として、スタッフ、キャストにも贅を尽くした1948年度テクニカラー映画。ナイヴン・ブッシュの原作に基づき、セルズニック自身が脚色し、潤色はオリヴァ・H・P・ギャレット。監督にはキング・ヴィダーがあたり、彼を扶けてオット・ブラワー、リーヴス・イースンの2人が第2監督にあたる。撮影監督はリー・ガームス、ハロルド・ロッソン、レイ・レナハンの3人。音楽はディミトリ・ティオムキン。

監督:キング・ヴィダー
出演:ジェニファー・ジョーンズ、ジョセフ・コットン、グレゴリー・ペック、ライオネル・バリモア、ハーバート・マーシャル、リリアン・ギッシュ、ウォルター・ヒューストン、チャールズ・ビックフォード、ハリー・ケイリー

白昼の決闘 (1946)のストーリー

奔放な女性パール(ジェニファー・ジョーンズ)は、両親を亡くしたことで父親の旧知の女性ローラ(リリアン・ギッシュ)の元へ預けられる。ローラの夫マキャンレス(ライオネル・バリモア)は保守的な性格をしており、インディアンの血を引くパールを異端視していた。一方、マキャンレスの2人の息子ジェシー(ジョセフ・コットン)とルート(グレゴリー・ペック)は共にパールに関心を持ち、ルートはパールの体を奪う。 マキャンレスは鉄道会社との間に軋轢を抱えており、鉄道会社の肩を持ったジェシーを勘当する。ルートは父親の後継者としての優れた一面を見せ、パールの心を支配し始めるが、婚約は拒否。神経を苛立たせたパールは年輩の男サムとの関係を深め、婚約まで漕ぎ付ける。だが、サムは納得いかないルートによって殺される。夜陰に紛れてパールと再会したルートは、メキシコへ逃亡する旨を伝えるが、パールを連れて行くことは再び拒否。前々から病気がちだったローラは心労のため死去、その頃都会で名士としての扱いを受けていたジェシーはパールを自分の元へ置こうとする。ジェシーの婚約者は彼の態度に疑問を持ち、パールに自分と一緒に暮らさないかと提案。ルートはジェシーの考えを許さず銃撃して重傷を負わせる。ルートの呼び出しを受けたパールはルートを撃ち、パールもルートに撃たれる。息を引き取る寸前ルートはパールを本当に愛していたと言い、パールもそれを認めて満足しながら息を引き取る。

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