平和に暮らす弁護士一家を逆恨みした男によるストーキングの恐怖を描いた、グレゴリー・ペックとロバート・ミッチャム共演のサスペンス映画。ジョン・D・マクドナルドの原作をジェームズ・R・ウェッブが脚色、J・リー・トンプソンが演出した。撮影はサム・リーヴィット、音楽はバーナード・ハーマンが担当。
監督:J・リー・トンプソン
出演:グレゴリー・ペック、ロバート・ミッチャム、ポリー・バーゲン、ロリ・マーティン、マーティン・バルサム
恐怖の岬 (1962)のストーリー
弁護士のサム・ボウデン(グレゴリー・ペック)は、妻のペギー(ポリー・バーゲン)、12歳になる1人娘ナンシーと共に幸福な暮らしをしていた。ところが、マックス・キャディ(ロバート・ミッチャム)という男が、町に現れてサムとその家族にストーカーのように付きまとうようになる。キャディは、残虐な性的犯罪で長年刑務所に入っていたが、自分が有罪になったのは公判廷でサムが証言したためと、サムを深く恨んでいた。マックスは、サムに復讐することをほのめかした。その頃、サムの家で飼い犬が毒殺された。家族に危険が及ぶことを恐れたサムは警察署長に相談しキャディに尾行をつけたり、嫌がらせをしてもらった。だが、キャディは弁護士を雇って自由侵害で訴えるといって署長を脅迫、彼に手を引かせてしまった。家族への嫌がらせは続き、仕方なしにサムは私立探偵のシーバーズ(テリー・サバラス)を雇って妻と娘を護衛させることにした。だが、法違反しないマックスは彼の手に負えるものではなかった。その直後、キャディがサムの娘ナンシーを追いかけたため彼女は通りかかった車にはねられ軽傷を負うという事件が起こった。仕方なしにサムはジョンプソンを訪れ事件を依頼したが彼の手下は逆にキャディにやられる始末だった。その上、キャディはこの闇討ちを種にサムの弁護士失格を主張した。ついにサムは自分の手で解決する決心をかためた。妻と娘をおとりに使ってキャディをおびき出そうと、彼は2人をボートにのせ淋しい浜辺にある別荘へと連れて行った。そして保安官に協力を頼み2人はキャディの現れるのを待った。キャディはまんまとわなにかかって2人の前に現れた。恐怖の実体を眼の前にするサム、ついに2人の対決する時が来た。そして数刻、キャディはついにサムの正当防衛の拳銃の前に倒れるのだった。

